コスメの成分
女性にとってコスメは本当に大事なものですよね?
そんなコスメの成分について紹介しています。
コスメに配合されている成分のなかには、以下のように注意すべきものがあります。これらは、表示指定成分に該当します。
合成界面活性剤
油と水といった2種類の異なる成分の境界を馴染ませる(混ぜ合わせる)ために、「界面活性剤」というものを配合します。これは、脂汚れを落とす洗浄成分として化粧品にも使われています。それが、石油から化学的に作られた「合成界面活性剤」である場合は要注意です。皮脂を必要以上に取り去るため、有害成分を浸透させるなどトラブルを起こします。洗顔料、乳液、シャンプーなどに配合されています。
Ex:ステアリン酸、ラウリル硫酸ナトリウムなど
防腐剤
製造から3年以上もつ化粧品については、使用期限を表示しなくても可とされます。そのため、品質保持のために防腐剤が含まれていることがあります。これはアレルギーの原因になる恐れがあります。
Ex:パラベン、フェノキシエタノールなど
タール色素
石油タールから作られる着色料です。口紅などメイクアップ化粧品の色付けに利用され、赤○号というように色と番号で表示されます。アレルギー反応を引き起こすとされ、発がん性の報告もあります。
有効成分というのは医薬部外品(薬用化粧品)に含まれる、効果を表す成分のことをいいます。普通の化粧品の場合、含まれている成分「全体」で効果があるため、有効成分とは使いません。一般的に効果があるということであり、当然ながら個人差というものはあります。
コエンザイムQ10
もともと医薬品でしたが、規制緩和によって化粧品にも配合可能となりました。肌の老化を遅らせる抗酸化作用が注目されています。体内の全ての細胞に存在し、特に心臓に多いとされます。別名「ビタミンQ」とも呼ばれます。
コラーゲン
細胞をつなぐ働きを持つ、タンパク質の一種です。肌のはりや弾力に効果があり、しわを予防するとされます。
プラセンタ
胎盤から抽出するエキスをいいます。シミ・そばかすなどのメラニン除去に優れており、美白に優れた効果を発揮します。
ヒアルロン酸
保水力が非常に高く、肌の乾燥や肌荒れに効果があります。美容液や化粧水などに配合されています。濃度や分子量によって異なりますが、粘性と弾性を有しているのが特徴です。
このようにコスメの成分には色々なものがあります。現代では常に新しい商品の開発が進められているので今まで以上に良いコスメの期待ができます。