肌荒れの治療1
肌が乾燥して、角質層が、はがれたり整った状態でないのが、肌荒れですから、 まず、肌への刺激を出来るだけ、少なくすることが肌荒れの治療の一歩です。
中でもメイク落しが、一番肌に対する刺激がありますから、お肌にやさしい、 敏感タイプのメイク落しに変えて、なるべく薄化粧でお肌をいたわってあげましょう。
そうはいっても、そのまま、なにもしないと肌の乾燥がすすんだり、紫外線を直接浴びる事になります。
そこで、肌の乾燥を防ぐため、肌にしみない油性タイプの、クリームや乳液を使って、肌の乾燥を防ぎます。
そして、紫外線対策として、パウダーファンデーションを使ってみてはどうでしょう。
肌荒れの治療2
ご存知のようにファンデーションは、日焼け止めクリームと比べ強力に紫外線をカットする効果はありません。
しかし、日常、長時間、紫外線を浴びるような場合を除き、デスクワークやちょっとお出かけの時などは、ある程度の効果を発揮します。
このようにすれば、1週間~10日間で、肌荒れがすこしずつ落ち着いてきますので、徐々に普段の化粧に戻すようにしてください。
それと、化粧品そのものについてですが、何年も同じ化粧品をお使いになっている方は、一度アレルギーチェックをしてみる事を、お勧めします。
以前から、使っている化粧品だからといって、安心するのはよくありません。 年を重ねるにしたがって、お肌も変わってくるものです。
使い始めの頃は、お肌にフィットしていた化粧品が、今ではそうでない場合もありますから。
肌荒れに良い食材
年齢を重ねるごとに気になってくるシミ・シワ。私たちの皮膚は約28日周期で生まれ変わる仕組みですが、老化や紫外線の害によって、この働きが衰えると肌の表面にはいつまでも古い細胞が留まってしまい、シミやくすみとなってしまいます。
また、皮膚が乾燥するとカサカサしてシワの原因となります。
皮膚表面の抵抗力も弱くなるので、日々の工夫で保湿力のある肌を維持していきましょう。ここでシミ・シワに効くとされる米・ヨーグルト・ローズヒップについてそれぞれ取り上げてみましょう。
新陳代謝を高める米
米のとぎ汁には、脂肪・タンパク質・ビタミンEなどの栄養が豊富です。血行を良くし、新陳代謝を高める効果があります。風呂にとぎ汁を入れると、体が温められ、神経痛の痛みを和らげてくれるようです。
米ぬかの主成分はセラミドです。セラミドは皮膚の細胞の隙間を埋めて肌の保湿に有効です。米ぬかのセラミドは皮膚から浸透するので、米のとぎ汁を捨てないで洗顔時に使用しましょう。
美肌、せき・痰に効くヨーグルト
ヨーグルトの上澄み液にはフルーツ酸が含まれます。このフルーツ酸には、古い角質などの老廃物を取り去るピーリング作用があり、新陳代謝を高めてくれます。
また、乳製品は善玉菌を増やして腸内をキレイに保ってくれるため、肌のためには良い食品です。ビタミン類を合わせて摂るようにすればさらにお肌によいでしょう。
ローズヒップ
ローズヒップにはレモンの18倍ほどの豊富なビタミンCが含まれています。これがローズヒップの効能が「美肌」といわれるものです。豊富なビタミンCはシミ、しわの元となるメラニンの生成を防ぎ、さらにコラーゲンを合成する役割をもつので、美白とともに皮膚のハリをよくする効果があるといわれています。
さらに女性の悩みでもある便秘や生理痛などにも効果があるため、最近ではローズヒップティーでいただいたり、ジャムにしてパンと一緒に食べたりと注目されています。